第一種衛生管理者の試験勉強方法ですが、講習会に参加したり、独学で勉強したり、さまざまだと思います。
私は独学で勉強しました。
今回は、私が試験合格までに行った勉強方法についてご紹介しようと思います。
私が試験日までに行ったこと
参考書を読む
参考書にもよりますが、ページ数が300ページ近くあるので、読み終えるのに時間かかりそうだなぁと考えてしまうかもしれません。(私はそうでした。)
私は参考書を1冊読み終えるのに、なんと3ヶ月もかかってしまいました。
しっかり読もうと考えていたのですが、読み始めると眠くなり・・・日数が過ぎるごとに、だんだんやる気が下がってしまったのが時間がかかった原因と考えています。
そこからの反省点ですが、私のように参考書を読んでいるうちに眠くなってしまう人、全ページ読むのはハードルが高いなぁと考えてしまう人は、目次や概要を読むだけで良いかもしれません。
ここで頑張りすぎて勉強へのモチベーションを下げないようにするのが大事です。
▲私が購入した参考書
試験内容をおおまかに理解すること
「こんな内容が試験に出るんだ〜。」ぐらいで良い。
過去問題を解く
ここからが勉強の本番です。
1問解くごとに、参考書で理解するようにしました。
これを何周か繰り返しました。
私は過去問題集を購入せずに、ネット上の無料過去問サイトを利用しました。
「過去問ドットコム」というサイトは1問解くごとに解説付き回答が載っているので、とても勉強しやすかったです。
いきなり全て覚えようとしない。
(何回か問題を解くうちにポイントがわかってくるため)
暗記する
過去問を解いていくと、試験に頻繁に出題される箇所がわかってくるので、そこを重点的に覚えました。しかし、丸暗記するとなると大変ですし、記憶が定着するのに時間がかかります。
そこで効率よく覚えるために、まとめて暗記した方が良い項目は一緒に覚えました。
上記は、衛生管理者、産業医等の人数を覚えるのに作成したメモです。
参考書を読んだことがある人は、なんとなく理解していただけるはず・・・。
絵にしている理由は、文字より記憶に残ると考えたためです。
試験時は、問題用紙の空欄に上記の表をササっと書いて問題を解きました。
こちらは私自身がわかるように作成したメモなので、こちらを参考に自分なりにまとめてみると、より理解が深まると思います。
さらに、自分なりに暗記方法を考えて覚えました。
試験問題はマークシート形式なので物質名を完璧に覚えなくても、一部だけでもわかっていれば正解を導き出すことが出来ます。
私が考えた暗記方法(例)
【金属、有機溶剤による健康障害】
●マンガン:筋のこわばり、ふるえ、歩行困難
→男の人(マンガン)はふるえて歩くのが大変
●メタノール、酢酸メチル:視力低下、視野狭窄
→名前にメ(目)が付いているので、目の病気
【発がん物質とがんの種類】
●塩化ビニル:肺血管肉腫
→ビニール袋の中に肺が入っている姿をイメージする
(想像すると、ちょっと気持ち悪いかも・・・。)
●ベンゼン:白血病
→ベンゼンさん(きっと金髪の外国の方)は色白です。
【有機溶剤の種類と検査項目】
●スチレン:尿中マンデル酸
→スッチーは、Man(男)だった。
トルエン:尿中馬尿酸
→トルエンの「ト」は、縦が長いけど、馬(馬尿酸)も顔が縦に長い
キシレン:尿中メチル馬尿酸
→岸(キシレン)にメバル(メチル馬尿酸)が打ち上げられてピチピチ跳ねているイメージ
ハイ、ほとんどこじつけですね(笑)。
しかし覚えたもん勝ちです!!
そして、意外と記憶に残っているので忘れないです。
コツは頭の中でしっかりイメージすることです。
上記はほんの一例です。みなさんも自分が覚えやすい方法を編み出してみてください。
※私が購入した参考書は覚え方のポイントが載っていましたので、そちらも参考になりました。
私が試験を受けた回は、過去問で出題されなかった項目も出てきました。
しかし、試験後、参考書を見返すと過去問にない項目が重要箇所です!!と記載がありました。(ちゃんと参考書を読んでおけばよかったと後悔・・・。)
余裕があれば、参考書が重要と明記している箇所も覚えていくと良いと思います。
丸暗記せずに、自分なりの暗記方法を見つけ出し、効率よく覚えよう。
継続して勉強できる環境づくり
私はこれが一番難関でした。
私は過去にキャリアアップのために、朝早起きして勉強しよう‼︎と試みましたが、早起きが続かず、ことごとく挫折してしまいました。
そこで、第一種衛生管理者試験の勉強は、会社帰りに帰宅途中にあるお店で45分程勉強して帰るようにしました。
そして、試験日前日まで継続して勉強できました。
ちなみに週末は、子供の習い事の送迎や、おでかけ等でほとんど勉強しませんでした。
帰宅途中に実施するという毎日のルーティンに勉強を組み込めたのが良かったのだと思います。
勉強したい気持ちがあるけど、なかなか続かない人は、今までしていなかったイレギュラーなことを勉強のために急に実施するのではなく、毎日のルーティンに上手く勉強を取り入れていけば継続しやすいと思います。
隙間時間の活用
通勤時に電車を利用しているため、電車の中でスマホアプリを使って過去問題を解きました。上記でご紹介した「過去問ドットコム」はスマホにも対応しているので、こちらを利用するのもアリだと思います。
まとめ
①参考書を軽く読む(試験のおおまかな内容の確認)
②過去問を解く(試験内容を掘り下げ、試験のポイントを把握)
③暗記(知識の確認、微細な個所の確認)
④隙間時間もスマホで勉強
※日々のルーティンに資格勉強時間を入れる
①〜④の方法で勉強し、無事に試験に合格できました。
勉強した時間は、だいたい45時間くらいです。
上記の内容がこれから受験される方の参考になれば幸いです。
みなさんが無事合格を勝ち取りますように‼︎
最後に私が使用した参考書を下記にご紹介します。
ぜひこちらもご参考ください。
購入した参考書
下記の参考書を購入しました。
何冊が手に取った中で一番わかりやすそうだったので、こちらを選びました。
本の最後に一問一答形式の問題と過去問が載っています。
また、覚え方が載っている点がとても勉強の助けになりました。おススメです。